改善
kaizen

利益 200% を目指す
カイゼンコンサルティング

「カイゼン」の基本

改=改める 善=善くする

改善とは、
行動を善く改めること

カイゼン
誰にでもできることです。
「もっと楽にしたい」こと、
「もっと早くしたい」ことを
行動に移せばいいのです。

トヨタ生産方式を活用したカイゼンと
カイゼン効果を利益に結び付ける管理会計について解説します

言葉と行動を変える

「心が変われば行動が変わる」よりも
「言葉と行動を変えれば心が変わる」

「心が変われば行動が変わる、行動が変われば習慣が変わる」と言いますが、人の心はなかなか変わりません。より善く改めるためには、昨日の状態を否定し、変えていく必要があります。しかし「今のやり方が一番いい」「昨日と同じでいい」と思っている人には、カイゼンはできません。
ではどうしたら「心」を変えられるのでしょうか。心は1分で変えることはできませんが、「言葉」と「行動」は1分で変えることができます。

言葉を変えることとは、「・・したらいいと思います」よりも「・・してみませんか」、「わかりました」よりも「やります!」、行動につながる言葉、前向きな言葉を使うことです。行動を変えることとは、ゴミが落ちていたらすぐに拾う、掃除をする、「いいと思ったことをすぐにやってみる」ことです。このことがまさに、カイゼンなのです。
いい言葉を使い、すぐに行動する、それが習慣になると、考え方、心も積極的になり心が変わるのです。
目に見えない「心」を変えるよりも、目に見える「言葉」と「行動」を変えることがカイゼンであり、結果的に「心」を変えることにつながります。

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一人の100歩よりも
100人の1歩

一歩のカイゼンを繰り返す事で
もっと大きなカイゼンに気付き出来るように

カイゼンで大きな成果だけ狙うとしたら、継続してカイゼンすることは難しいでしょう。ピラミッドで例えると、大きな成果は頂点に近い小さな三角形です。

カイゼンは、一部の人だけではなく、全員を巻き込み行うほど効果が大きく上がります。誰にでもできる、わずか1歩のカイゼン、1秒のカイゼンを行うことがピラミッドの最下部とします。しかしその人たちは、慣れてくると、もっと大きなカイゼンに気づき、できるようになります。カイゼンピラミッドを登っていくのです。そして、カイゼンする仲間が増え、カイゼン件数が集まるほど、大きなカイゼンができる仲間が増えていき、より大きなカイゼンピラミッドとなり、大きなカイゼン効果を得ることができるようになるのです。
カイゼンには、ことわざにあるように「1人の100歩よりも100人の1歩」の精神が大切なのです。

カイゼンの効果の図

トップダウンと
ボトムアップを
つなげる

日本の典型体的なカイゼンは、ボトムアップ型で現場で働く人達がカイゼンをします。しかしこれだけでは組織をまたいだカイゼンが進みにくくなります。そこで、経営幹部が現場に来るトップダウンのカイゼンを組み合わせることが必要になります。
カイゼンピラミッドで示したように、トップダウンだけでは現場力が上がりにくく、木になった果実はすぐになくなります。トップが現場に行き、現場力を把握します。そして5S→工程改善→作業改善→設備改善を進めて行き、現場力を高めます。現場力が高まったら、リードタイムが短縮し、生産性は上がっているので、顧客対応力が上がります。そして経営幹部は、次の経営戦略を練り、それを現場に落とします。現場力が上がっているので、その経営戦略を多なうための次のカイゼンを行うことができます。
ボトムアップカイゼン→トップダウンカイゼン→ボトムアップカイゼンを繰り返すことで、経営と現場が結びつき、より大きなカイゼン効果と経営効果を生み出せるようになります。

5Sとカイゼンの進め方

5S

5Sのイメージ画像

5Sでムダが見えやすい職場にする

清掃:キレイにする
整理:要らないものを捨てる
整頓:すぐ取り出せるように表示する
清潔:整理・掃除・清潔を維持する
しつけ:4Sが自然にできるようになること

工程改善

工程改善のイメージ画像

ジャスト・イン・タイム

在庫、仕掛品を減らす(キャッシュフロー経営)
多品種少量生産
工程を流れにし、引き取り生産へ
1個流し
リードタイムを短縮し、短納期に対応する

作業改善

作業改善のイメージ画像

ニンベンのついた自働化

間締め、手元化を進める
多能工を育成し、セル生産、一人屋台生産へ移行する
人と機械の仕事を分け、生産性を上げる
不良品を後工程に流さない

設備改善

設備改善のイメージ画像

ジャスト・イン・タイム
+ニンベンのついた自働化

1個流しがインラインでできるコンパクトな設備、機械へ
小ロット生産を可能にする段取り改善
稼働率は重視せず、可動率100%を目指す

5S、工程改善、設備改善を行ってから設備改善をします。投資をせずにできるカイゼンをせずに設備を入れると、高速、高額な設備になり、かえってコストアップになりかねません。
また、IoTやRPAを導入する際も、先に5Sと見える化を行い、工程改善と作業改善(業務改善)を行うことで、「何を管理するか」「どの情報が必要か」と情報の整理・整頓を行ってから導入します。先にシステムを導入すると、システム屋主導になり、高額で使えないシステムが残ることになり、使えたとしても現場の負担が大きくなって使われなくなるケースが多々あります。

現場を変え、経営を変える

管理会計

管理会計のイメージ画像

カイゼン成果を利益に結びつける

損益分岐点を下げる
内製化
セルラインをスモールカンパニーへ
日々決算

  現場カイゼン+管理会計
= 現場対応力+強固な財務体質
利益200%実現
無借金経営へ

図解した管理会計を使うことで、数字に弱い方でも誰もがカンタンに「利益が出る方法」がわかります。そしてカイゼン成果が損益のどこにつながり、財務の健全化にどうつながるのかがわかります。
現在の財務会計は全部原価計算のため、在庫が増えるほど利益が増えるようになっています。在庫が増えると一見「利益が増え」、「資金繰りは悪化」します。管理会計(全部原価計計算)にすることで、本当の利益構造がわかり、また損益分岐点計算も図解でイメージできるため、「利益を出すために、カイゼン成果をどれだけだせばいいか」逆算の経営が可能になります。

コンサルティングの流れ

お問い合わせ

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工場診断

1回10万円
(本体価格、税抜き)
+旅費交通費

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コンサルティング
開始

スポットコンサルティング

1日20万円(本体価格、税抜き)
+旅費交通費

スポットコンサルティング内容の例

テーマ①5S

5S講義 + 現場実践

テーマ②リードタイム削減

講義 + 現場実践

テーマ③在庫削減

講義 + 現場実践

テーマ④生産性向上

講義 + 現場実践

講演のご依頼も承っております

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講演の様子の写真

経営理念

元=万物生成の根本 氣=精気

元氣とは、
万物生成の根本となる
精気であり、

心身の活動の源である

カイゼンを通じて、自らリーダーシップをとる、元気な人づくりをします。
一人一人が元気になり、元気な人が元気な職場に変え、元気な職場が増えることで、元気な会社をつくります。
働く人、買ってくれる人、売ってくれる人、すべての人が感謝と喜びにあふれる会社と仲間を増やします。

代表三浦聡彦の想い

成長できる日を想いにコンサルタントに転身

企業のエンジニアから地方のコンサルタントへの転身。それは「たとえ小さな会社の社長でも、社長と毎日接することで自分自身が成長できる」と夢見て、実践カイゼンコンサルタントへの道の始まりでした。はじめはカイゼン力がないため、派遣された企業では、現場の人が相手にしてくれませんでした。そこで翌日、誰よりも早く出社して掃除をすることから始めました。すると現場の方達が仲間として迎えてくれ、一緒にカイゼンをしてくれるように。仕事の基本は「挨拶と掃除」を体で覚えた瞬間でした。

顧問先のリストラを機に経営を学ぶ

「明るく楽しく元気よく」をモットーに、日々カイゼンに取り組むと、その企業は黒字になり、利益率は10%になりました。すると他の顧客を紹介してもらい、順調に顧客が増えていきました。しかし、ある企業の再建に入った際に、カイゼンだけでは経営がよくならず、経営者は社員をリストラする事態に。私は無力感に襲われ、カイゼンの仕事を辞めることも考えました。それを見ていた上司から「お前が暗い顔してどうする!リストラしなかったら、あの会社は倒産するしかなかった。残った仲間とカイゼンして、会社をよくすることがお前の仕事だ」と激励され、思いとどまりました。そしてカイゼンに邁進しました。
しかし、もうこんな思いはしたくありません。会社を再建するためには現場のカイゼンだけではダメだ、と気づき、営業を巻き込み、経営を変えるためにビジネススクールに入りました。

日本のモノづくりを元気にするため、海外でカイゼン

カイゼンに管理会計を加えて管理のカイゼンを行うことで、カイゼン成果が利益につながるようになりました。そして立てた志は「日本のものづくりを元気にする」。そのために「海外で戦う日本の経営者の力になるには、海外を知らないといけない」ことに気づき、海外進出を決めました。アメリカ、カナダ、オーストラリア、フィリピンなど日本人のいない現地企業に行き、カイゼン。「いきなり現場に行き、カイゼンする」「トップと現場を巻き込む」スタイルは、海外でも成果が出ることが実証できました。

現場カイゼンと経営をつなげる

現場カイゼンで現場を変える。ボトムアップ型のカイゼンをトップダウン型のカイゼンをつなげ、組織を巻き込み、組織の壁を越え、製造、営業、技術が協力して会社を変革する。管理会計で数字を見える化し、セル生産をスモールカンパニーにすることで、現場で利益を出す。社員がイキイキと元気に活躍し、現場が会社が元気になる。

会社概要

会社名 株式会社 元気経営
代表 三浦 聡彦
事業内容 トヨタ生産方式によるカイゼン実践コンサルティング
セミナー
講演
所在地 九州本社
〒830-0027
福岡県久留米市長門石3丁目7-11-4
TEL : 0942-80-8364

東京品川オフィス
〒108-0074
東京都港区高輪3-25-22
高輪カネオビル8F
TEL : 03-6456-4904

代表プロフィール

三浦 聡彦(みうら としひこ)の写真

三浦 聡彦
(みうら としひこ)

1997年、ソニー、キャノンにセル生産方式を導入した山田日登志所長が率いるPEC産業教育センター(現PEC協会)に入所し、トヨタ生産方式によるムダとり、カイゼンコンサルタントの道を歩む。

製造業(食品、家具、半導体、電子機器、鉄工所、金属加工、自動車部品、金型など)、物流倉庫、食品スーパーで、トヨタ生産方式によるカイゼン、ムダとりを実践してきた。会議室で行うコンサルタントではなく、実際に現場に行き、現場を変えて経営を変えていく実践型。売上30億円企業では、10年ぶりに黒字転換を果たした。

2007年、現場のムダとり事例をまとめた「カンタン!ムダとりポケットブック」(日刊工業新聞社)が出版され、発売1か月で増版された。現在までに9度の増刷、1万部を超える。

2011年、九州大学ビジネススクールを修了(MBA、経営学修士)、在学中に「海外のモノづくりを知らなければ日本の経営者にアドバイスできない」と気づき、「日本のモノづくりを元気にする」と決意、海外に行き、日本人のいない現地企業にトヨタ生産方式、カイゼンを導入していった。アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、中国、フィリピンで30社を超える企業で実践した。アメリカの航空部品修理業では、指導1年後に過去最高益を出すことに。フィリピンでは120人の工場で、わずか半年間で生産性170%の驚異の生産性となり9年ぶりに黒字転換に成功した。

2017年、日本のカイゼンと海外のカイゼンを比較し、豊富なカイゼン事例とともに、現場カイゼンと経営をどのように結びつけるかを記した共著「True Kaizen: Management’s Role in Improving Work Climate and Culture」(Collin McLoughlin, Toshihiko Miura, CRC Press)が発売され、世界中で読まれる。2019年5月、トヨタ生産方式のシングル段取りの開発に貢献した新郷重雄博士の功績を称えて設立された、SHINGO INSTITUTEよってShingo Publication Award 2020に同書が選出された。

代表略歴

1997

PEC産業教育センター(現PEC協会)入所

2007

「カンタン!ムダとりポケットブック」(日刊工業新聞社)出版

2011

九州大学ビジネススクール修了

2017

「True Kaizen: Management’s Role in Improving Work Climate and Culture」
(Collin McLoughlin, Toshihiko Miura, CRC Press)出版

2019

PEC協会取締役退任

元気経営(※英名GENKI LEADERSHIP)として独立

書 籍

created by Rinker
三浦聡彦著、日刊工業新聞社
【対象】カイゼンリーダー、作業者
現場のムダを、見開き90字でポイントを説明し、次の見開き写真で改善前、改善後のムダとりの内容、効果金額が誰でも分かるようになっています。
おかげさまで現在第10刷、約1万部発行されています。
created by Rinker
True Kaizen – Manager’s Role in Improving Work Climate and Culture
共著:Collin McLoughlin, Toshihiko Miura(三浦聡彦)、CRC Press
【対象】経営者、管理監督者、海外カイゼン推進者
トップダウン型のカイゼンだけでは成果が出ず、ボトムアップ型のカイゼンをつなげ経営戦略と現場力を相互に高める「カイゼンサイクル」を提唱しまし
た。
カイゼンは欧米のように特別な資格や訓練を受けた人のモノではなく、誰にでもできることを示し、そのためには心を変えるより、すぐにできる「言葉と行動を変える」ことが早く結果を得るポイントだと記しています。
トヨタ生産方式によるカイゼンを35社の事例を、図表を使い分かりやすく示しています。英語圏でカイゼンを実践する方におススメです。

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