南米に日本のカイゼンを広める

10月29日に行われたMakoto Flow, Ltd.様（チリ）主催 “Lean Unplugged Wine Time”にゲストスピーカーとして招かれ、Zoomを使ってウエビナー”The Purpose of True Kaizen”を行いました。

キッカケは2018年に海外で出版した共著”True Kaizen: Improving Management’s Role in Work Climate and Culture” (CRS Press)でした。

トヨタ自動車のシングル段取りに貢献された新郷重夫博士を称えて設立された、アメリカのShingo Instituteから同書が”Shingo Publication Award 2019″を受賞したことで、声がかかりました。

参加者はチリを中心に、ペルー、カナダ、エジプトから40名が集まりました。

日本では朝8時からでしたが、主催国のチリでは夜8時。

始まる前に雑談していると、エジプトからの参加者が「日本のカイゼンの先生に直接話を聞く機会がないから、夜中の2時だけど参加することにしました」と嬉しそうに話してくれました。

スライド、スピーチは英語で行い、主催者が南米向けにスペイン語に通訳してくれました。

内容は、大きく３つ。

まずは日本のカイゼンと海外のカイゼンの違いについて。

次に考え方、マインドセットを変えるために必要なことを伝えました。

そしてトップダウンとボトムアップをつなげ、経営と現場を巻き込み、全社でカイゼンの成果を上げていく方法について。

スピーチが終わると質疑応答が盛り上がり、次から次に質問攻めに会い、気がつけば１時間が過ぎてました。

お陰様で、英語対応力が鍛えられました。

ラテンアメリカの人たちは、反応が素直で楽しかったです。

これからもカイゼンを通じて、感謝と喜びに活きる仲間を日本に、そして世界に広げていきます。