カイゼン
セルフリーダーシップ
2019.11.27
カイゼン件数を増やすコツ
カイゼンはカンタン!
「改善」と聞くと、難しい、とっつきにくいと思っている方が結構います。
「カイゼンはカンタンですよ!」と思ってほしくて、「改善」を「カイゼン」と言っています。
「1秒のムダ」「1歩減らす」「手の動きを20㎝減らす」「表示をして探す時間を減らす」・・このようなことは誰でもすぐにできることです。
カイゼンは、こんな簡単なことでいいのです。
「教育⇒訓練」ではなく「訓練⇒教育」
簡単なはずのカイゼンが、なぜ難しいのでしょうか。
そもそも、どのようにカイゼンを教えているのでしょうか。
会議室に集まって、講義をする、教育をする。
実はこれでは「カイゼンする」人は増えにくいのです。
スポーツで考えるとよくわかります。野球をするのに、いきなり会議室で講義、教育から始める人はどれだけいるでしょう。
野球をするには、グラウンドに行くはずです。
カイゼンのグラウンドは現場です。カイゼンするに現場にいくしかないのです。
教育してから訓練ではなく、先に現場で訓練する。
まずカイゼンを「やってみる」ことです。
現場でできたら成果が出ます。
するとさらにカイゼンしたくなるでしょう。そこでどのようなカイゼンがあるのかを教育するのです。
カイゼンは頭が先ではなく、体が先。訓練してから教育する。
そうすればカイゼンはカンタンだと実感し、カイゼン件数は増えるでしょう。
参考までに、カイゼンポイントを90字で解説し、実際の改善事例を見開き2ページで誰でもわかる写真で紹介した「カンタン!ムダとりポケットブック」(工場管理)を紹介します。
カイゼン件数が増え、よりよい職場が増えるよう願っています。