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2021.01.13

失敗を恐れず新たに生み出す

失敗を恐れず新たに生み出すのイメージ

淘汰の波を乗り越える家具業界

家具の産地として有名な福岡県大川市で毎年行われている「大川家具新春展」に行ってきました。

全国の家具メーカーが一堂に集い全国のバイヤーが買い付けに来る、家具業界の一大イベントなんです。

家具は大きく箱モノと脚モノに分かれます。

箱物は食器棚、タンスなど四角い箱の製品です。

一方の脚物はテーブル、チェアなど脚がついている製品です。

全般的に、箱モノメーカーは、どこも脚モノに取組んでます。

昔は、嫁入り三点セットといって和ダンス、洋ダンス、整理ダンスを買って、新居に置いてました。

でも今はクローゼットがあり、システムキッチンもあるので、かつてのようにタンス、食器棚を買う必要が減っているんです。

だから箱モノメーカーは、生き残りのために必死になって、慣れない脚モノに手を出しています。

でも直線が多い箱モノメーカーからすると、曲線が多い脚モノはつくりにくいんです。

特にダイニングチェアーは箱モノに較べると部品が小さい割に部品点数が多く、さらに穴加工に角度がつく部品があるためにカンタンにはつくれないんです。

それでも、箱モノメーカーは脚モノにチャレンジしてます。

しかし慣れない脚モノを新製品で出してもうまくいきません。

自然と一緒で、淘汰されます。

それでも新製品を出し続けるのです。

まるでチャールズ・ダーウィンの進化論のようです。

変種を生み、新製品、新しい仕事を生み出そう

市場競争の中で、顧客選別の淘汰に会い、新たに生み出された変種である新製品はほとんどが生き残れないんです。

しかし市場の変化、顧客選別の眼鏡にかなった新製品が売れ出すと、その変種は生き残り、数を増やし、売上になるのです。

だから、企業は淘汰にあってもあきらめずに変種である新製品を
生み出すんです。

変化を嫌い、変種を生まず新製品がでないのなら、

今受け入れられている既存の製品で戦うことになります。

既存の製品は、今の市場環境、顧客のニーズにあっている製品です。

しかし市場環境が変わり顧客のニーズが変わると、今までの売れ筋が急に売れなくなったりします。

そうなると、既存の売上減少とともに企業が衰退へ進んで行くしかありません。

だからこそ減少する箱モノの需要を補うために、箱モノメーカーは慣れない脚モノに手を出し、新製品を出し続けるのです。

数年前から支援していた企業では、かつては箱モノメーカーでしたが、脚モノ創作の試行錯誤、新たな加工法に取組んだ結果、今では脚モノの売上の方が大きくなってきました。

今回の家具見本市で、家具業界の中での変化に挑戦する企業の姿を見ました。

失敗を恐れず、生き残りと繁栄のために、どんどん新しい製品、新しい仕事の仕方に取組みましょう。

去年と同じことをしていたら、時代に取り残されますよ。

Have a nice Kaizen!