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2020.03.10

夢を語り、共有しよう

夢を語り、共有しようのイメージ

山田日登志先生に学んだこと

カイゼンで企業文化を変革してい行く中で、ソニー、キヤノンに生産革新を導入した山田日登志先生に言われた言葉があります。

「夢を語れ」
「社長の夢を実現する」

夢を語れ

まず「夢を語れ」。

夢を語り、共有することで経営者から社員まで、 同じ方向に向かって突き進むことができます。

その時に大きなエネルギーで 今まで常識を覆し、できなかったことが「できる」 に変わっていくのです。

例えば、カイゼン後の懇親会でよく次のように話します。「みんなでボーナスが3回出る会社にしよう」。

ボーナスが3回出るということは、利益が出過ぎて決算賞与がでること。

「カイゼンして、 そんな会社にしましょうよ」と。

そうすると、目の色が変ります。

「よし、やろう!」と活気が出て、カイゼンが進みます。

また「倉庫半分カラにしよう!」とぶち上げることも。

それを何度も口にして、「いっしょにやるんだよ!」と、カイゼンの仲間になってもらう。

その夢を共有できたら、実現に向かって自ら動くようになるんです。

社長の夢を実現する

もう一つ、私が大切にしていることが「社長の夢を実現する」。

意外に社長は、みんなに夢を語っていない場合があります。

だからそれを実現できるように、カイゼンをきっかけにサポートします。

製造現場のカイゼンで呼ばれているのに、社長から「売り上げが下がっているから上げたい」と聞いた時の話です。

その後、営業課長と昼食を一緒にとり、どうしたら売れるか問題点を出しました。

製造現場でできる色変更、サイズ対応はすぐに行いました。

さらに開発、店舗を巻き込んで、新製品開発に取り組みました。

そして売り上げが上がっていきました。

一緒に変えていく。

それは一緒に叶えたい「夢」があるから。

しかしその夢を心の中にしまったままでは「ただの夢」で終ってしまいます。

誰もその夢を知らないので、実現しようと行動してくれません。

だからこそ、夢を語る。

これは経営者に限らず、管理職、カイゼンリーダーだけではなく、会社で働く誰もが夢を語っていいのです。

夢を語り、みんなを巻き込み、その夢を実現する仲間にする。

そしてカイゼンを通じて行動力がついた仲間が、その夢を実現する一歩を踏み出してくれるでしょう。

やりたいこと、夢はどんどん、口にしてください。

そのために、全力でサポートします。

夢は夢で終わらせず、実現しましょう!